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「パワーポイントでプレゼン用の動画を作成したい!」
「パワーポイントの動画にナレーションを追加する方法は?」
パワーポイントの記録機能を活用すれば、ナレーション付きのプレゼン動画を作成できます。動画に音声を加えれば、資料の内容が相手に伝わりやすくなります。一方、パワーポイントにおける動画の作成手順や配信方法が分からない方もいるでしょう。今回はそのような方に向け、ナレーション付き動画の具体的な作り方や配信・共有方法をご紹介します。また後半では、動画にナレーションを導入するメリットについてもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
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パワーポイントのプレゼン動画をナレーション付きで作成する手順をご紹介します。
手順①|機材を準備する
手順②|スライドショーを記録する
手順③|ファイルをエクスポートする
手順④|音声や映像を確認する
ここからは、上記4つの手順について具体的に解説します。
まずは、パワーポイントでの動画撮影に必要な機材を準備しましょう。具体的に用意すべき機材の例として、ヘッドセットがあげられます。パワーポイントのナレーション付き動画を作成するためには、マイクが必須です。PCにはマイクが内蔵されていますが、ノイズが多かったり音声に上手く反応しなかったりする可能性があります。ナレーションを鮮明に記録するためにも、ヘッドセットや外付けマイクの利用がおすすめです。また、パワーポイントの資料に手書きのようにメモできるペンツールや、自分の顔を映すためのカメラ・照明などのアイテムがあれば、より分かりやすいプレゼン動画を作成できるでしょう。
動画を記録する準備ができたら、スライドショーにナレーションを加えながら撮影します。スライドショーの記録は、PCのOSやパワーポイントのバージョンによって手順が異なりますが、大まかな流れは以下の通りです。
1.動画にするスライドを開く
2.「スライドショー」のタブをクリック
3.「スライドショーの記録」をクリック
4.赤丸の記録ボタンをクリックしナレーションを開始する
5.読み上げが終了したら、停止ボタンをクリックする
動画の記録は、自由なタイミングで一時停止することが可能です。また、スライドの切り替え時はナレーションが記録されないため、「一時停止→スライドの切り替え→再生」を行うことをおすすめします。OSやバージョンごとの詳しい記録方法は、下記の公式ページをご覧ください。
パワーポイントの動画記録が完了したら、ファイルを保存しましょう。ナレーション付きのプレゼン動画をビデオファイルとして保存する具体的な手順は以下の通りです。
1.「ファイル」メニューから「保存」を選択する
2.「ファイル→エクスポート→ビデオの作成」の順にクリックする
3.ビデオのファイル名を入力し、任意のフォルダーを選択する
4.ファイルの種類を「MPEG-4 ビデオ」にし保存する
「ビデオの作成」の見出しでは、ドロップダウンボックスからナレーション付き動画におけるビデオの品質を選ぶことが可能です。ビデオの品質を高く設定すれば動画の解像度も高くなり、ファイルサイズが大きくなります。「HD」や「標準」などの品質は、保存する前にテストで確かめられるため、プレゼン動画の用途に合ったファイルサイズを選択しましょう。
パワーポイントの動画を保存したあとは、ビデオファイルを再生して映像や音声をチェックしましょう。具体的には、動画内のナレーションが聞き取れるかや、文字を読み取れるかなどのチェックを行います。音声にノイズが入っていたり画質が粗かったりする場合、品質を高めるのが一般的です。ただ、プレゼン動画の品質を高めすぎると、通信量の問題上、視聴者に負担がかかる可能性があります。例えば、視聴者が高品質なプレゼン動画をインターネットで閲覧する場合、大きすぎるファイルサイズを読み込むのに時間がかかったり、膨大なデータ通信料がかかったりするケースがあるでしょう。視聴者の閲覧時間や通信量のストレスを減らすためにも、高すぎず低すぎない品質で提供しなければならないのです。
パワーポイントで作成したナレーション付きのプレゼン動画を配布・共有する方法についてご紹介します。
方法①|Webサイトに貼りつける
方法②|動画サイトへ投稿する
方法③|Web会議ツールを利用する
ここからは、上記3つの方法について具体的に解説します。
パワーポイントのナレーション付きプレゼン動画は、Webサイト上に公開することで配信・共有することが可能です。上記でも述べたように、インターネット上にビデオファイルを公開する場合、品質に注意しなければなりません。高品質であるほど、視聴者はプレゼン動画を閲覧しにくくなるため、適切にファイルサイズを調整する必要があります。動画の品質を維持しつつ、閲覧する負担を軽減したい場合は、パワーポイントでの動きが少ないプレゼンを作成することをおすすめします。なぜなら、動画内の動きが少ないほど、ビデオファイルの情報量が少なくなるため、ファイルサイズも小さくなるからです。
パワーポイントのナレーション付き映像資料を動画サイトへ投稿すれば、配信・共有できます。Webサイトと同様に、ビデオファイルの品質を調整しておきましょう。YouTubeなどに高品質で長編の動画を載せる場合、アップロード処理が進まず数時間かかったり、場合によっては動画投稿ができなかったりすることもあります。効率的に投稿するためにも、動画の画質を調整したり数回に分けたりして投稿しましょう。
ZoomなどのWeb会議ツールなどを利用すれば、パワーポイントのナレーション付き動画を配信・共有できます。Webサイトや動画サイトにおける提供とは異なり、リアルタイムでの配信するため、時間に縛られるといったデメリットがあります。一方、あらかじめ記録した動画は、セリフを間違えたり通信トラブルで会議に参加できなかったりなどと、提供時に品質にムラが生じることはないでしょう。配信者や環境に左右されず、同じクオリティーでプレゼンを届けられるのです。
パワーポイントでナレーション付きの動画を作成しても、音声や映像が再生できないケースがあります。例えば、動画を再生しても音声が流れなかったり、スライドショーの記録ボタンがなかったりするケースです。このように、音声や動画を再生できない場合の原因として、以下の例があげられます。
・パワーポイントが最新バージョンではない
・パワーポイントがWeb版である
・マイクがPCに搭載・接続されていない
音声付きのプレゼン動画を作成できるパワーポイントは、Office2013以降のバージョンです。また、Web版のパワーポイントでは、スライドショーを記録できません。そのため、バージョンが古い場合は更新し、WindowsやMac対応のソフトを利用する必要があります。音声を再生できない場合は、マイク内蔵のPCでなかったり、ヘッドセットなどの機材が接続されていなかったりする可能性があるので、一度チェックしてみましょう。
パワーポイントでナレーション付きプレゼン動画を作るメリットについてご紹介します。
メリット①|音声で内容を補足できる
メリット②|興味や関心をひきやすい
メリット③|インターネットで後から見返せる
ここからは、上記3つのメリットについて詳しく解説します。
パワーポイントで動画を作成すれば、ナレーションでプレゼン内容を補足することが可能です。PDF形式などの文字のみの資料であれば、伝えたい内容を上手く届けられない可能性があります。一方、ナレーション付きの動画であれば、リアルタイムでプレゼンする場合のように、より詳しい内容を音声で届けることができ、視聴者の理解度向上が期待できるでしょう。
パワーポイントのプレゼン動画にナレーションがあることで、内容を最後まで視聴してくれる可能性が高まります。動画資料に音声を付け加えれば、視聴者は視覚だけでなく聴覚からも情報を集められます。また、ナレーションの抑揚や声量を調整することで音声に感情を乗せれば、プレゼンに対して共感を得られるでしょう。聴覚への刺激や感情表現によって、視聴者の興味や関心を引き起こしやすくなるのです。
パワーポイントのプレゼン動画をインターネット上にアップロードすれば、視聴する権利がある人は、場所や時間に縛られず自由に閲覧することが可能です。リアルタイムの授業やセミナー、会議などのプレゼンでは、口頭で伝えた内容を聞き逃される可能性があります。一方、あらかじめ記録したプレゼン動画をインターネットで閲覧できれば、いつでも見返せるといったメリットがあるのです。
今回は、パワーポイントでナレーション付きのプレゼン動画を作る手順や配信・共有方法、再生できない場合の対処法、作成するメリットを解説しました。スライド資料の内容に音声で補足を付け加えれば、視聴者の理解度向上につながります。パワーポイントでの動画作成はコストがかからず、比較的容易に作成できます。本記事を参考に、ぜひパワーポイントでナレーション付きのプレゼン動画を作成してみてください。
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